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お酒を作って300年大石酒造について。

丹波、大石酒造の生酛(きもと)

生酛は、江戸時代に確立された自然の微生物を巧みに利用して優秀な酵母を生育させる技術です。生酛は「もとすり」または「山卸し」といって、冷却した蒸米と米麹と仕込水を極寒の深夜、数時間かけてすりつぶし、「打瀬」という低温で三日ほど寝かせ、その後に「暖気入れ」といって温度を少しずつ上げて、清酒酵母だけを純粋に培養させるという非常に手間をかける酒造りです。大石酒造は機械にたよらず杜氏の技を生かした手作りの地酒を造ります。

沿革

元禄年間 初代大石太郎兵衛、庄屋より分家・創業。
明治5年 『太郎兵衛酒屋』が『酒喜屋』に改称。
大正9年 『金星』の商標で消費者向け販売開始。
昭和30年 新たに『翁鶴』の商標で商品化。近畿一円を始め、東京、九州、名古屋に販路拡大。
昭和39年 東京・新橋に京の酒蔵『翁鶴』を開店。
昭和50年 京都・亀岡にやきとり『翁鶴』を出店。
昭和64年 酒蔵見学コース『酒の館』を開設。
平成5年 八木蔵(製造工場)増設。
平成7年 特産品・茶房『酒喜庵』開店。
平成18年 JR亀岡駅前に『酒の館亀岡駅前店』をオープン。
平成26年 「美山路・酒の館」、美山蔵(製造工場)を新設。

企業理念

丹波の気候風土と自然環境豊かな田園都市、亀岡で元禄年間(江戸時代)に庄屋から独立をして初代、大石太郎兵衛が、「太郎兵衛酒屋」を創立し、その後明治時代には、「酒喜屋」の屋号で地元の造り酒屋として地域の皆さまに親しまれ、大正から昭和の時代にかけて「東酒屋」に改称し、戦後(第2次世界大戦)は大石酒造の名前となり、現在に至っています。
ここ丹波は昔から、優れた穀倉地帯として、その文字の意味の如く、「赤い波」(黄金色に実った稲穂)の様に米のメッカで有り、又田舎の代名詞としても有名なところで、昔も今も里山の残る原風景が都会(京阪神)の近くに存在する心癒される地であります。その中央を流れる上桂川(保津川)はその源を北山杉で有名な北山流域から嵐山に至る清らかな川です。この川沿いに古い酒蔵(仕込蔵)が建って居り、毎年、秋から春にかけてベテランの丹波杜氏達による伝統的な生酛仕込み、寒仕込を創業以来約300年に渡り、続けてまいりました。
そして平成26年10月に、より良い酒造りの環境を探し求めて「かやぶきの里」で知られる、風光明媚な地、京都府南丹市美山町に蔵を新設いたしました。酒造りに適した美山川の源流水、生酛仕込みに最適な温度環境を活かして1本1本の酒を真心込めて醸し、一人ずつのお客様に喜ばれる「丹波の地酒」をモットーにして小さくてもピリッとした光輝く企業としてこれからの21世紀はここ丹波からSAKEブランドを目標に置き、世界のマーケットにインターネットを活用してグローバルな展開にチャレンジしてゆきます。

代表取締役社長 大石博司

代表取締役社長
大石 博司

会社概要

社名 大石酒造株式会社
本社 京都府亀岡市ひえ田野町佐伯垣内亦13|TEL (0771)22-0632(代) FAX(0771)23-2188
創業 元禄年間
設立 平成元年11月1日
資本金 1,000万円
代表取締役社長 大石博司
組織 酒蔵部門/製造部門/営業部門/観光サービス部門
事業内容 清酒の製造販売/その他食品の製造販売/
酒造及び伝統的酒造道具、機器の展示公開/飲食店の運営管理
主な輸出先 台湾/マレーシア/ドバイ/ベトナム